毎日の食卓に一輪の花を。街角の待ち人に一束のブーケを。

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大学卒業後に、中央卸売市場にある株式会社大田花きに入社して以来、花一筋で事業活動に取り組んでおります。

花業界に飛び込んだ20余年前と比べると、生活様式・文化の多様化、景気の減退などの理由により、この業界を取り巻く環境は必ずしも好ましいものとはいえません。私は業界人として危機意識を抱き、業界発展の一助を担うことで、私を育ててくれた「花業界への恩返し」をしたいと考えております。

大田花きの研修旅行でオランダに訪問した際、アムステルダムの街角で、待ち合わせをしている女性が相手の方に一束のブーケを何気なくポンと手渡す光景を目にしました。職業柄、そのやり取りが気になり「そのブーケは何かのお祝いですか？」と声をかけました。するとその女性は「何でもない日だけど、ちょっと久しぶりに会ったから」と事も無げに答えました。私はその答えに人生が変わるほどの衝撃を受けたことを覚えています。

私が扱ってきた花という商品は、特別な日だけに贈る特別なものではなく、こんなにも何気ないもので、生活に密着した存在になることができるんだ。と驚いたのです。

アムステルダムの街角で見た一束の贈花。あの光景が日本でも当たり前に見られるようにすること。それが私たちの使命だと考えております。

そのために私たちはリーズナブルで高品質の商品を、全国のどこでも手に取ることができる未来を築くよう、精進してまいります。ご期待ください。

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株式会社　ブルーメン舞浜

代表取締役　森 高裕